「育児」と「仕事」を両立する働き方のリアル。
滋慶学園グループだから実現できた、私のキャリア。

日本医歯薬専門学校 広報センター長

奥田 直子(2012年新卒入職)

※取材当時(2021年)の所属です

滋慶学園グループには、家庭と仕事を両立しながら責任ある役割を担っている職員が多数活躍しています。結婚・出産・介護など、ライフイベントを機にキャリアを考えるタイミングは、性別や年齢を問わず誰にでも訪れるもの。大変なことももちろんありますが、それらを乗り越えて「いきいきと健康で楽しく仕事を、そして幸せに」働き続ける職員のキャリア観に迫ります。
※2021年12月に行ったインタビューの内容を再編集して掲載しています。

「夢を叶えた卒業生の姿を見る喜び」

東京・高円寺にある日本医歯薬専門学校で広報センター長をしている奥田です。就職活動時に広告・PRの仕事に興味を持ち、「単なる広告ではなく、社会に役立つ学校を世に広める仕事がしたい」と考えて、滋慶学園グループに入職しました。現在は広報チームのマネジャーという立場で、メンバーたちと一緒に日本医歯薬専門学校(通称:「イシヤク」)の魅力を広める広報企画の立案・運営に携わっています。主な業務はパンフレットやWebサイトの制作、オープンキャンパスなどのイベント運営などですが、広報の視点から「学校をより良くするための商品(カリキュラム)企画」もおこないます。たとえば最近検討しているのは、VR教材を活用した歯科衛生士育成プログラム。「どんな商品があれば社会のニーズに応える教育を提供できるか」と考えて練り上げた企画を実現し、その結果入学者数が増えたときには達成感を感じます。

私が一番好きな仕事は「卒業生の取材」です。自分たちの広報がきっかけで入学してくれた学生がイシヤクの学びを通して成長し、社会に貢献している姿に触れたときが、この仕事をやっていて良かったと心から実感できる瞬間です。取材で聞いた話をもとにパンフレットを作成するのですが、私が記事を作るうえで大切にしているのは「仕事はもちろん、プライベートも充実している姿」をきちんと見せること。イシヤクは“未来はもっと自由でいい”のコンセプトを掲げ、年齢もバックグラウンドも多様な人たちが学びをスタートできる学校を目指しています。私自身も2歳児の母として、仕事と育児の両方を楽しむことを大切にしています。イシヤクに関わった一人でも多くの人に、公私ともに幸せになってほしいというのが私の願いです。

自分らしいキャリアの実現をサポートしてくれる仲間に感謝。

入職当初の私は目の前の仕事に夢中で、将来的に結婚・出産してからどうするか、というイメージをまったく持っていませんでした。当時はまだ育児と管理職を両立する女性が少なかったことも、影響していたかもしれません。私が第1子を出産したのは8年目のこと。日本の多くの企業ではまだまだ、女性が職場復帰した後に出産前と同じ管理職に戻るのは難しいのが実情であり、私も正直、センター長が再び務まるか不安でした。そんな私の背中を押してくださったのが、当時の事務局長です。
「奥田さんならきっとできる。新しい働き方に向けて支援をするよ」と励ましてくださり、変化に向き合ってみよう!と前向きに考えることができました。

復帰後、まずありがたかったのがリモートワーク制度ですね。当時はまだコロナ禍前で運用実績はありませんでしたが、私が第一号として使わせてもらったんです。また、子供が風邪をひいて急遽休んだり早退することになっても、イシヤクのみんなは嫌な顔ひとつせず助けてくれました。「変化」に対する戸惑いはありましたが、それ以上に私と一緒に「変化」し続けてくれた組織に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。

仕事と家庭の両立に挑戦することが、
自己成長につながっています。

現在では、入職当時の状況から大きく変わり、私を含めて育児をしながらマネジメント業務を続けている職員が増えました。育児中の職員が働きやすい制度も年々充実し、ライフステージに関係なくやりがいのある仕事に打ち込める環境が整ってきたと感じています。ちなみに、イシヤクの新しいコンセプトも「多様性」。今後は時代に合った学科や学校づくりにも挑戦していきたいと思っています。

もちろん、仕事と家庭の両立は簡単なものではありません。しかし、両立に挑戦することで、気付いたこともあるんです。出産前の私は自分一人で仕事を抱える傾向があり、「人に任せるよりは自分でやってしまったほうが手っ取り早い」と考えがちなリーダーでした。しかし今では、メンバーの助けなしで仕事をすることはあり得ません。滋慶学園グループにはチームの枠を超えて助け合える文化があり、助けてもらうことで仕事が以前よりもうまく回るようになりました。リーダーとして少し成長できたのではないかと感じています。

もちろん誰もが「マネージャーとしてのキャリアと家庭の両立」を目指さなければならないわけではありません。出産を機にキャリアプランを選び直すこともできますし、ひたすらキャリアアップに邁進するのも良いと思います。いずれにせよ、滋慶学園グループは職員の希望を尊重してくれる組織です。安心して、あなたらしいキャリアを描いてください。

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