
2002年入職(中途)
株式会社ブレーンスタッフコンサルタンツ ネットワークシステム部 統括部長
佐藤 公宏 KIMIHIRO SATO

株式会社ブレーンスタッフコンサルタンツ(BSC)は滋慶学園グループのグループ企業であり、グループ全体のITインフラやシステムの開発・保守を手がけています。このBSCの統括部長として、グループ全体のIT化を経営的視点で指揮しているのが2002年入職の佐藤です。IT業界でシステムエンジニアやサーバエンジニアとしてキャリアを積んだ後、BSCに転職してきたという佐藤。滋慶学園グループへの転職は、佐藤にどんな変化をもたらしたのでしょうか。

WORKS
現在の仕事内容は?
滋慶学園グループの運営を、
ITを駆使して支えていく
ブレーンスタッフコンサルタンツは滋慶学園グループのIT部門として、全校共通の基幹システムの開発・保守や、新設校のICTコンサルテーション、各種ICT機器・システムの導入および保守サポートを行っている会社です。私は入職後、それらすべての業務を経験した後、今はグループ全体のIT化・デジタル化を推進する統括部長を務めています。現在の主なミッションは、次のグループ5カ年計画に合わせて、DX(デジタルトランスフォーメーション=ITを駆使した業務改革)を進めていくこと。ITによる業務効率化・コスト最適化はもちろん、オンライン授業をはじめとした新サービスの創造など、多様な可能性を模索しています。

やりがいはどんなところ?
経営層と現場、双方と関わりながら
スケールの大きな仕事に挑戦できる
学校の運営においてITは不可欠なもの。テクノロジーの進歩やコロナ禍といった、時代の変化に合わせて新たなシステムやツールを導入することが、経営の成否に直結する場合さえあります。そのため、私は常にグループの経営陣と意見交換しながら学園全体のIT企画を行っています。これほどスケールの大きな仕事は一エンジニアとして経験できるものではなく、幅広い経営的視点を発揮するジェネラリストとしてのやりがいを感じます。同時に、各学校の現場の職員たちとの距離が近いこともこの仕事の魅力。教育や広報のスペシャリストたちと話し合いながらシステムを作り上げていく仕事にも喜びを感じます。

CHANGE
立場や仕事が変わっても いつも刺激と楽しさにあふれている。
入職しての一番の“変化”は?

システムエンジニア、サーバエンジニアとして入職した当初は、「自分はこのまま一生ITのスペシャリストとして生きていくのだろう」と考えていました。しかし今ではエンジニアの枠を超え、経営的視点でITを考えるジェネラリストとして働いています。スペシャリスト時代のようにひたすら技術を追究し、手を動かすことも楽しかったのですが、やはり年齢を重ねるにつれ、「新技術の習得や現場の開発は若手に任せ、ベテランの自分はもう少し視点を高く持たねば」と思うようになりました。昔はほとんど知らなかった経営理論やマネジメント理論も、今では研修や実務を通じて身につき、ジェネラリストへのキャリアチェンジに成功して良かったと思います。
“変化”のきっかけは?

転職後何年か経ったある時期に、ふとこう思ったことがありました。「BSCには優れたスペシャリストがたくさんいるけれど、運営者視点を持つジェネラリストが少ない」と。そこで、自分のキャリアアップも見据え、滋慶学園グループのマネージャー育成プログラム(SMP研修)に参加させてもらいました。グループの経営陣やマネージャー候補生たちと共に、約一年かけてマネジメントの基本から中長期事業計画やTOPの視点を学ぶこの研修を経て、環境の変化に柔軟に対応すること、成功の原則と経営課題、マネジメントの意義と面白さに感銘しました。そしてその研修の中で特に印象的だったのは「君はもう、スペシャリストをやめなさい」という社長の言葉。

ABOUT JIKEI
滋慶学園グループを一言で表すと?

滋慶学園グループには、各分野に精通した講師の方々をはじめ、たくさんの「スペシャリスト」がいます。同時に、グループの経営陣や各学校の事務局長といった「マネージャー」も数多く活躍している。そのどちらもそれぞれに素晴らしい能力を持ち、しかもうまく融合しているのが滋慶学園グループの特徴だと思います。
滋慶学園グループを選んだ理由は?
ネットワークエンジニアへの
キャリアチェンジ
私は大学卒業後SEとして就職したのですが、インフラ分野も学びたいと考え、コンピュータメーカーに転職してサーバエンジニアを務めました。やがてこの仕事にも飽き足らず、ネットワークの技術も学びたいと考えるようになったとき、ちょうどネットワークエンジニアを募集していた滋慶学園グループに出会いました。
滋慶学園グループにはどんな人が多い?
明るく活気があり、人として尊敬できる人
きれい事に聞こえるかもしれませんが、滋慶学園グループには一緒に仕事をしていて本当に楽しい人が多く、尊敬できる人ばかりなのです。さらに会社の運営に関わるようになった最近では、グループを先導しているTOPの姿を見て「自分もいつかこんなやり方でマネジメントができたら……」と常に目標にしています。