入学前から卒業後まで、学生の成長に一貫してかかわり、
人生設計・キャリア形成をサポートできる喜び。

中間 勇稀 Yuki Nakama

2017年 キャリア入職
大阪ハイテクノロジー専門学校 広報 副課長

広報
キャリア入職

Virtual Interview

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大学では商学部でマーケティングや会計学を学び、卒業後は学習塾で講師として指導側を経験した中間は、自身の学生時代の就職活動での苦い経験から、学生の進路選択の支えとなれる仕事がしたいと滋慶学園グループへの転職を決意。同じ教育業界とはいえ、学校運営というまったく異なる仕事への挑戦を支えてくれたのは、滋慶学園グループならではの充実したサポートと責任ある仕事を任され、失敗を許容し、常にチャレンジさせてくれる文化・風土だったと語ります。

Career Path中間のキャリアパス

インタビューをテキストで読む

Q.1
まずは自己紹介からお願いできますか?
大阪ハイテクノロジー専門学校で勤務6年目になる、中間勇稀と申します。出身は関西の4年制大学の商学部出身になります。大学時代は商学部ですので、マーケティングであったりとか、会計学を中心に勉強していました。商学部ということで教育業界とは少し関連性が乏しいと思われるかもしれませんが、背景として小さい頃から何か勉強を教えたり、自分の好きなものを共有したりということがとても好きで、この教育業界には、かねてより興味を持っていたんです。
Q.2
キャリア入職とのことですが、前職ではどのようなお仕事をされていたのですか?
前職は学習塾で勤務していました。同じ教育業界の中でも指導する側だったので、学校を運営するとか、広報業務としてPRをするといった仕事は一切していませんでした。規模もかなり小さかったので、現在の業務内容は同じ教育業界とはいえ、まったく違っていると感じています。
Q.3
滋慶学園グループに入職された理由は何ですか?
個人としてのステップアップ・キャリアアップの選択肢として、教育業界を中心に転職先を探していました。実は私自身、受験の時にうまく行かなかった苦い経験をしました。進路選択であったり勉強のノウハウ・心構えといった面で、少し後悔しているところがあったんです。そんな経験から、学生の進路選択をサポートできる仕事で、かつ、より大きなスケール、フィールドで様々な学生に対してアプローチできるという観点を軸に転職活動をしていく中で、専門学校に注目しました。その中でも、業界を代表するリーディングカンパニーである滋慶学園グループに興味を持ち、縁あって入職することができました。
Q.4
現在の仕事について教えてください。
今の業務としては、Webサイトの運営や広告戦略の立案・推進などを担当しています。Webサイトの運営では、グループ内のサポート企業の一つである「BSC(株式会社ブレーンスタッフコンサルタンツ)」の担当者と連携しながら業務を行っています。また、広告戦略に関しては外部の広告会社の皆さんと日々コミュニケーションを取りながら、大阪ハイテクノロジー専門学校をどのように見せていくのが良いのか、何をPRすることが広報的に重要なのかということを議論し、仕事を進めています。

また、他にも高等学校と連携して行う「連携授業」というものがあります。最近はかなり数も増えてきているのですが、高等学校の先生方とやり取りさせていただきながら事業を実施することで、高等学校の教育に貢献しながら大阪ハイテクノロジー専門学校の認知度を高めていく活動を行っています。
Q.5
「高専連携授業」とは、具体的にどんな授業を行っているのですか?
大阪ハイテクノロジー専門学校は、スポーツ・医療・バイオテクノロジー・人工知能などの分野を有している学校です。たとえばスポーツ分野では、「緊急事態が発生した時にAEDなどの機器を使って人工呼吸や心肺蘇生をするための講習(BLS講習)の授業をしてほしい」といった依頼をいただいたり、バイオテクノロジーや人工知能分野では、昨今注目されているSDGsの観点から対外的な取り組みに力を入れている高等学校から、実験の授業やプログラミングの授業などの依頼をいただくケースが増えているんです。

また懇意にしていただいている先生から「高校1年生に医療系の職種のことをもっと知ってもらいたいと思っているんだけど、何かできないかな?」と相談をいただき、こちらから職種体験イベントをご提案することも。医療系職種に関しては、大阪ハイテクには2職種の学科(臨床工学技士科/診療放射線技師学科)しかありませんが、姉妹校には10職種以上の医療系学科が存在しています。グループ内の姉妹校と連携することで実現できる「10職種体験授業」は、まさに滋慶学園グループのスケールメリットを存分に活かした連携授業であり、高等学校からの信頼獲得につながっています。
Q.6
これまでの仕事の中で印象に残っているエピソードを教えてください。
一番印象に残っているのは卒業式でのエピソードです。2年前の卒業式になるのですが、ある学生が教務室の私のデスクまで訪ねてきてくれました。「中間さんがいてくれたから、この仕事のこと、この学校のことを知ることができて、資格も取れて就職も決まり、社会人になることができます。本当にありがとうございました!」と、わざわざ挨拶に来てくれたんです。実はその学生は、私が入職してすぐの頃に担当したある高校でのガイダンスで仕事のことを知り、本校のことを知って入学してくれた学生で、高校2年生の時からかれこれ5年来の付き合いになっていました。その学生が「これから頑張ります!」と成長した姿を見せてくれたことに大きな喜びを感じましたし、少し大袈裟かもしれませんが、私自身がずっと携わりたいと思っていた学生自身の人生設計、キャリア形成の手助けができたのかなと思うことができ、広報としてのやりがいを再認識させてもらいました。
Q.7
滋慶学園グループの魅力をどんなところに感じていますか?
前職との違いでもありますが、主体性を持って自分が成長できる環境だと感じます。グループの規模が大きいというところもありますが、広報という業務に関しては本当に大きな裁量権を与えてもらっています。つまり、自由にできること、チャレンジできることというのがすごく多いのです。この点はやはり滋慶学園グループだからできることだと思いますし、グループの規模を活かした柔軟性や対応力、それから研修の充実などの面に、とても満足しています。

今、所属している大阪ハイテク単体で見ても、非常に尊敬できる先輩がたくさんいらっしゃいますし、新しい風を吹き込んでくれる優秀な後輩もたくさんいます。グループが大切にしている言葉に「すべての人がキーパーソン」というものがあるのですが、本当にいろいろな人とかかわり、影響・刺激を受けながら、ともに切磋琢磨して頑張れる環境にあるということを、強く感じています。
Q.8
新しいことにチャレンジする上で、今、注目していることはありますか? また、今後の目標も教えてください。
広報として、今、気になっているのは「チャットGPT」と「メタバース」ですね。たとえば仮想空間でのオープンキャンパスなど、メタバースを取り入れている専門学校は、まだほとんどないと思います。実現するためには様々なリスクの管理や運営上の課題があるとは思いますが、それを乗り越えていち早くメタバースなどを導入し、間口を広げながら広報を展開していくのは面白そうだなと思いますし、それこそ「ハイテクノロジー」な専門学校として価値を高めていくことができるのではないかと思うので、特に注目しています。「ハイテクノロジー」という学校名は、その時代の社会情勢に適応して臨機応変に学校の形を変えていくという意志が込められていると聞いています。学校としても、広報としても、昨今の社会情勢を踏まえて形を変え続けていかなければならないという使命感とやりがいを感じながら、日々創意工夫を重ねているところです。

また、教育業界では「2040年問題」と言われる、少子化に伴う18歳以下人口の減少が注目されています。学生募集にも影響が出ると言われていますが、そんな厳しい環境下であっても日本だけではなく海外にも目を向けていくことで、募集の成功につなげていくことができるのではないかと思っています。世界では教育への熱量が高い国々がたくさんありますから、そうした国で滋慶学園グループならではの力を活かせるように、橋渡しができるような学校運営に携わっていきたいという目標を、今は持っています。
Q.9
最後にメッセージをお願いします。
教育業界で働くということは大きな責任を伴いますが、それとともに非常にやりがいのある仕事です。私と同じように誰かに何かを教えるのが好きだという方だったり、人とのコミュニケーションが好きだという方はとても向いている仕事だと思います。ぜひ、私たちと一緒に学生たちの進路を築き上げていきましょう!

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